さくらがおか税理士事務所
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贈与税は年110万円までは非課税。それを超える贈与にもメリットがある?

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贈与税は、その金額が多いほど税率が高くなるしくみです。直系の親族間の贈与なら、年110万円までは0%、110万円を超えた部分は10%(310万円まで)、310万円を超えた部分は15%(510万円まで)、…と続いて、最大55%まで定められています。(直系親族以外の贈与は、少し高めの贈与税になることがあります)

では、いくら贈与するのが得でしょうか? 普通は、無税で済む110万円までの贈与がよく行われています。

110万円を超える贈与は損か、というと、そうとも限りません。

例えば財産が多い人がこのまま相続を迎えると、子供たちには相続税が30%の率でかかってしまう。このようなときには、贈与税率10〜20%くらいまでなら贈与した方が得、と言えます。(将来の税制の変更など、さまざまな要因が絡むので一概には言いきれませんが、基本的にはそう考えるのが正解でしょう。)

なお、贈与だけが節税策ではないので、他の方法も絡めて対策を練るのが良いでしょう。

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